社会保険労務士は「社会保険労務士法」により国家資格を与えられた、労働・社会保険、人事・労務のプロフェッショナルです。
近年は「ハラスメント」「長時間労働」などの言葉に代表されるように、価値観の多様化や権利意識などの高まりの中で、企業の労使間の個別労働紛争が増加しています。さらに労働条件や解雇の問題など、企業の「人」に関わる問題は、経営者に重くのしかかり、経営陣が法律を無視して対処を誤ったりすれば、会社そのものが訴えられたり、他の従業員のさらなるモラル低下を招くなど、企業の存続に関わる問題にも発展しかねません。
とくに現代はインターネット社会であり、対処次第では良からぬ噂が一人歩きし、企業のイメージダウンにつながることもあり得ます。そうなれば人材確保にも支障がおよび、本来の企業活動に大きなブレーキをかけてしまいます。
そうした労務管理上のトラブルから会社を守るべく、法令やリスクマネジメント、会社の発展の観点から診断・アドバイスするのも社会保険労務士の重要な役目です。
労働保険や社会保険などの諸手続はもちろん、人事・労務の面から会社のトラブルを未然に防ぎ、ともに業績向上に取り組むビジネスパートナーとして、私たち社会保険労務士をご活用ください。